黒田、開幕2戦目決定的 開幕投手はサバシア

[ 2013年3月18日 06:00 ]

フィリーズ戦に先発し、6回を6安打4失点で負け投手となったヤンキース・黒田

オープン戦 ヤンキース0-7フィリーズ

(3月16日 タンパ)
 ヤンキース・黒田博樹投手(38)が開幕2戦目の4月3日(日本時間4日)レッドソックス戦に登板することが16日(同17日)、決定的となった。開幕投手の有力候補に挙がっていたが、オフに左肘の内視鏡手術を受けたエース左腕サバシアが前日に復帰登板。開幕へのめどが立ち、2番手でシーズンを迎える。

 黒田はこの日、6回6安打4失点で「1巡目はいい感じで投げられた。6回まで投げられたのはよかった」と振り返った。3回までは無失点で1安打2奪三振と、ほぼ完璧だった。4回に四球と失策でピンチを招き、ブラウンに3ランを被弾。内角を狙った直球が甘く入り「ボール球でも良かった。シーズンならもっと慎重にいかないと」と反省した。それでもジョー・ジラルディ監督は「失投はあったが、いい投球だった」と満足げに話した。次回登板は22日(同23日)のマイナー戦。黒田は「左打者に当てられる球があった。シンカー系の球を修正したい」と課題を挙げ、開幕への総仕上げに入る。

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2013年3月18日のニュース