インフル禍で野手不足…中日2軍に野本ら急きょ“降格”

[ 2013年3月15日 06:00 ]

 高木竜に大誤算が発生した。中日は14日、吉田と2軍担当の金田バッテリーコーチ、前原内野守備走塁コーチのインフルエンザA型感染が判明。吉田の離脱で2軍の試合出場可能野手は9人となったことから、野本、岩崎、堂上直の3選手が15日から“2軍降格”となった。

 インフル禍が止まらない。中日は高木監督をはじめ、今年に入ってから感染者が、この日の3人で計15人となった。競争でのチーム力底上げを狙い、1軍に数多くの若手を帯同させていた現状はあるが、一方で2軍がほぼ壊滅状態に。高木監督は「いいんじゃない?一通り、なれば」と無関心を装ったが、インフル余波が開幕構想を大きく狂わせかねない事態だ。

 1軍で同様の事態が起きないよう、球団はナゴヤドームのロッカールーム、食堂に空気清浄器、除菌剤等の設置を決めた。V奪回を目指す高木竜が思わぬアクシデントに苦しめられている。

続きを表示

2013年3月15日のニュース