小林 エンゼルス解雇、米で現役続行最優先にマイナー契約も模索

[ 2013年3月6日 06:00 ]

 エンゼルスは4日、マイナー契約で招待選手としてキャンプに参加していた小林宏之投手(34)を解雇した。今後は未定で、小林のマネジメント事務所の担当者は「当面はアリゾナに残り、エージェント(代理人)と相談する」と説明。米国での現役続行を最優先に、他球団とのマイナー契約などを模索する。

 小林はオープン戦3試合、計4回を投げ3安打2失点。3日のカブス戦ではソロ本塁打を浴び、1回1失点だった。キャンプ当初から直球が85マイル(約137キロ)前後と、球威が足りなかった。

 ロッテと阪神で通算370試合に登板し、通算75勝74敗29セーブ、防御率3・53。昨季は阪神で1軍の登板がなく、退団後にロッテの入団テストを受けたが、不合格だった。今回は背水の決意で渡米しており、再び現役引退の危機を迎えた。

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2013年3月6日のニュース