思い切りの良さ戻った坂本4安打「結果出せてよかった」

[ 2013年2月28日 22:15 ]

6回日本2死満塁、坂本が左翼線に2点二塁打を放つ。捕手実松

WBC強化試合 侍ジャパン―巨人

(2月28日 ヤフオクD)
 これで気持ちよく本番に迎えられる。侍ジャパンの“斬り込み隊長”坂本(巨人)が本番前最後の強化試合で4安打2打点の大活躍。ここ4試合で11打数1安打と低迷していただけに「結果がほしいと思っていたので、結果を出せてよかったです」と喜んだ。

 “身内”相手の試合で本来の思い切りの良さを取り戻した。1回の第1打席、2点適時二塁打となった6回の第3打席はともに初球打ち。一方で、5回1死一塁の場面では外角のボールを中前に運ぶ、しぶとさも見せ、勝ち越し点をお膳立て。8回にもでチャンスを広げる右前打と“つなぎ役”もこなした。

 不振が続いた侍打線にあって、得点のカギを握る1番打者の復調は大きな収穫。坂本は「本戦に入って何番を打つか分からないけど、強い気持ちを持ってチームを引っ張っていけたら」と表情を引き締めていた。

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