初の米国開幕戦へ 巨人―阪神の方向で調整 球場はロスが有力

[ 2013年2月27日 06:00 ]

 日本野球機構(NPB)が来年開催を目指す米国での開幕戦を、巨人―阪神戦の方向で調整していることが26日、分かった。

 球場はカリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムが有力。既に関係者が渡米して視察も済ませており、スポンサーなど資金面がクリアになれば、日本球界初の米国での公式戦が実現する。

 米国での開幕戦について、加藤良三コミッショナーは「プロ野球誕生80周年であり、日本の野球をコンテンツとして米国に輸出したい」と推進してきた。1934年に国内初のプロ球団である大日本東京野球倶楽部(現巨人)が誕生して80年の節目。伝統の巨人―阪神戦に白羽の矢が立った。

 時期は3月末を予定しており。時差調整も兼ね、アリゾナ州の大リーグキャンプ地でのオープン戦も計画している。

続きを表示

2013年2月27日のニュース