毎年のことだけど…イチロー　オープン戦初戦は「気持ち悪い」

＜ヤンキース・ブルージェイズ＞３回、中前打を放つヤンキースのイチロー

オープン戦 ヤンキース０―２ブルージェイズ

（2月24日 タンパ）
　メジャー１３年目を迎えたヤンキース・イチローのオープン戦初戦の感想は「気持ち悪い」だった。

　「２番・右翼」で先発出場し、３回に中前打して３打数１安打。「ユニホームは気持ちいいですけど、久しぶりのゲームで（感覚などが）気持ち悪かったですね」と独特の言い回しで表現した。その真意として「毎年のことだが、最初は（打席で）目を使おうとして反応が一瞬遅れる」とタイミングのずれを強調した。

　一方、チームは左翼手グランダーソンが右上腕に死球を受けて骨折し、全治１０週間。復帰は５月初旬と予想され、基本は右翼を守るイチローが左翼、中堅を任せられるケースも出てきそうだ。