菅野 胃腸炎ダウン 長引けば24日楽天戦登板回避も

[ 2013年2月22日 06:00 ]

菅野(右)はアップを終えただけで引き揚げる

 巨人のドラフト1位右腕・菅野智之投手(23=東海大)が21日、胃腸炎のためにキャンプを早退した。病院には行かず、沖縄県那覇市内の宿舎で静養に努めた。球団広報は「大事を取って、ということです」と説明した。

 この日も通常通り、全体練習前に自主的に約1時間行うアーリーワークを消化。その後は全体メニューでアップ、キャッチボールを行った。それでも朝から感じていた腹部の違和感が消えなかったため、トレーナーと相談。大事を取り午前中に球場を後にした。

 対外試合デビューとなる24日の楽天とのオープン戦(沖縄セルラー)を控える菅野は、22日にも休日返上で練習を再開する予定。報告を受けた原監督は「あした(22日)様子を見てというところ。24日の登板?特に代えるつもりはありません」とし、川口投手総合コーチも「そんなに症状はひどくない。新しい環境でのストレスもあるでしょう。人間っぽくていいよ。(24日は)そのままいく」とした。ただ、キャンプも終盤に入り、新人は疲れのピークにあるのは確かだけに、今後の回復具合が懸念される。

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2013年2月22日のニュース