イチロー 数千万円機材を球場持ち込みトレ 2年契約の意気込み

[ 2013年2月22日 06:00 ]

練習中、リベラ(左)と談笑するヤンキース・イチロー

 ヤンキースのイチローがキャンプ3日目で初めて本職の投手相手にフリー打撃を行った。

 最高気温が24度まで上昇する中、26スイングで柵越えは0。乾燥してボールが飛びやすいアリゾナで行っていた昨年までのキャンプでは柵越えを連発していたが「ここ(フロリダ)は全然気候が違う。アリゾナみたいにバンバンいきませんよ」と気にする様子はない。今年は球場に、マリナーズ時代から使用する鳥取のジム「ワールドウイング」の特注機材を持ち込んだ。筋肉に柔軟性をつけるための1セット数千万円の機材。イチローにとっては命綱と呼べるもので、2年契約の意気込みが感じられる。

 この日はフォトデーで、ばっちりポーズを決めたイチロー。守備練習では背面キャッチでスタンドを沸かせたり、スペイン語で掛け声をするなど、ファンの視線を意識しながら、自身も楽しんでいるようだった。

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2013年2月22日のニュース