広岡氏 藤浪を心配「投げる手順教えないと。あのままでは故障する」

[ 2013年2月20日 14:10 ]

藤浪はフリー打撃登板後、捕手を務めた小宮山(中央)、中西投手コーチ(右)と話す

 阪神のドラフト1位ルーキー、藤浪が19日、フリー打撃に初登板。6年目の左打者・森田と新人の右打者・小豆畑を相手にカットボールを交えて計32球を投げ、安打性の当たりは2本だった。

 臨時コーチを務める広岡達朗氏は期待のルーキーに熱視線を送ったが評価は辛口。「球筋が定まらない。体の軸がわからない。怖いのは、あのままいったら故障すること」と語った。

 「投げる手順を教えてあげないと。みんな“いい子、いい子”で誰も言わない。本当のアドバイスを送ってあげないと」とチーム内の環境にも警鐘。「あれだけの才能の子。気がつけばスイスイいく」。球界の宝に期待を込めるからこそ、あえて厳しい言葉を送っていた。

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2013年2月20日のニュース