ラミレス 成功の秘訣は?日本の好投手は「野口さん、黒田さん、マエケン…」

[ 2013年2月19日 07:20 ]

2000本安打に残り7本のDeNA・ラミレスが成功の秘訣を明かした

 沖縄・宜野湾キャンプに参加しているDeNAのアレックス・ラミレス外野手(38)が、残り7本となった外国人史上初の通算2000安打に向け、スポニチのインタビューに応じた。

 ――日本で長くプレーしている。

 「最初は米国に戻りたい気持ちはあった。日本で2年間プレーした後にメジャーに戻るチャンスはあって考えたけどヤクルトで再び2年契約を結んだ。奥さんが日本を好きだったことも大きかった。毎日試合にも出られたし、2000安打を達成していく選手を見る中で、自分もプレーし続ければいけるんじゃないかなと思った」

 ――日本でやっていく自信をつかんだ安打は。

 「神宮の巨人戦(02年5月29日)で河原投手から本塁打を打った。松井の頭を越えるね。当時、河原が開幕から16イニング無失点を継続していた時に人生で初めてサヨナラ本塁打を打てたことは大きな自信になった」

 ――日本の好投手は。

 「1人には絞れないけど左では野口さん(元中日)。右だと黒田さん(元広島、現ヤンキース)が素晴らしい球を投げていた。今ではマエケンが一番素晴らしいし、館山もいい投手。能見さんも難しい投手の一人」

 ――11年から低反発の統一球が導入された。

 「素晴らしい偉大な記録を残す選手も打てなくなり、引退してしまうということがあり得る。もし投手と打者に公平な球であれば、活躍できなくて引退したとしても仕方ない。今みたいに投手に有利に働く球だと、そういうふうに思えない」

 ――11年に133安打、昨年も143安打と成績は落ちていない。

 「本塁打は少なくなってもいいから安打を打とうという意識でシーズンを送っていた。やはり準備、試合に向かうアプローチ、この年(38)で試合に出続けるには完璧でないといけない。少しでも良くないと若い選手に交代させられるというのは感じている」

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2013年2月19日のニュース