浅尾 19日に右肩最終チェック 紅白戦登板回避なら代表落選濃厚

[ 2013年2月19日 06:00 ]

山本監督(左)と言葉をかわす浅尾

侍ジャパン宮崎合宿

(2月18日)
 右肩に不安を抱える守護神候補の浅尾拓也投手(28)が、20日の紅白戦登板を見送る可能性が出てきた。

 19日に休日返上で練習を行い、その内容を見て登板の可否を首脳陣との間で判断する。登板を回避した場合は、28人の最終メンバーから外れることが極めて高い。

 西武との強化試合が雨天中止となったこの日、浅尾はバントシフトや、けん制などの守備練習に参加せず、ブルペンに入ることもなかった。投球はキャッチボールだけ。「雨で流れたのは問題ないです。(投球練習しなかったのは)20日に合わせてということです」と説明したが、登板予定だった西武戦が行われていたとしても、登板していたかは疑問である。

 右肩の張りを抱えた状態で始まった代表合宿。4日間で唯一、投球練習した16日も本来の球威からは程遠く、わずか21球で終えた。前日に70メートルの遠投を行ったとはいえ、周囲の不安は募る。「あすは動きますよ。試合前日なので多少は動いておきたい。やっぱり結果を出したいです」と浅尾。投手編成を大きく左右する抑え候補の回復具合が注目される。

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2013年2月19日のニュース