松永3者連続空振り三振 ドラ1圧巻210日ぶり実戦

[ 2013年2月18日 06:00 ]

紅白戦で3者連続三振の快投を披露したロッテ・松永

ロッテ紅白戦

(2月17日 石垣)
 ロッテのドラフト1位左腕・松永(大阪ガス)が、実戦デビューで圧巻の投球を見せた。紅組3番手として5回に登板し、細谷、田中、荻野貴を3者連続空振り三振。最速143キロの直球で追い込み、決め球は全て宝刀スライダーだった。

 「本当は直球で打ち取りたかったけど、捕手からサインが出たので仕方なく投げた。結果的に良かった」。昨年8月に大阪ガスの野球部員による集団賭博行為が発覚した。活動を自粛したため、試合で投げたのは昨年7月22日の都市対抗野球準々決勝以来210日ぶり。「フォームがしっくりきていなかったので自己採点は低い。原因はブランクしか考えられない」と辛口の自己評価だったが、伊東監督は「テンポがいいし、後ろで使うと面白い」と抑え候補に指名。本人も「タイプ的に後ろが向いている」と意気込んでいた。

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2013年2月18日のニュース