井端 代表落ちたら「魂とともにミット置いてきます」

[ 2013年2月14日 06:00 ]

連日の早出特守では、二塁で高木監督ばりのバックトスを見せる中日・井端

 虎視眈々(たんたん)と定位置を狙う。WBC日本代表候補の中日・井端弘和内野手(37)がシート打撃で2安打を放つなど、好調ぶりを披露。代表候補合宿へ、万全の状態を見せた。

 相変わらずの職人ぶりだった。第1打席で左腕・大野の内角直球を右翼線に運ぶと、2打席目は一、二塁間を破る右前打。打撃だけでなく、3打席目には確実に四球を選んだ。山本監督からはチームのサポート役を期待されているが「行くからには、スタメンで出るつもりでいる」と言い切るベテラン。「僕が好調でいれば、空いているところに入れる。好調でいることが全て」と侍でも高いレベルで調子を維持し続ける構えだ。

 宮崎には遊撃と三塁用グラブに加え、一塁用ミットも持ち込む。「もし(代表から)落ちたら、魂とともにミットも置いてきます」とジョークの中に自信をにじませた。

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