上田 バットで差をつける!定位置獲りへ軽量化

[ 2013年2月3日 06:00 ]

先端部分をくり抜いて軽量化したヤクルト・上田のバット

 ヤクルト・上田が球界最軽量クラスの870グラムのバットを導入して中堅手の定位置獲りを狙う。

 契約するアンダーアーマー社製のバットは昨季まで910グラムのタイプを使用していたが、「スイングスピードを上げたかった」とバットの先端部分をくり抜いて40グラム軽量化。この日のフリー打撃でも鋭い打球を連発し、「ヘッドに重心を置いているのであまり軽すぎないし、振り抜きやすい」と手応えをつかんだ。昨季は自身初の開幕スタメンも、右肩痛、左太腿肉離れもあって50試合の出場にとどまった。ブルワーズに移籍した青木の後釜として期待される7年目が、打撃強化で雄平、比屋根らとの定位置争いから抜け出す。

続きを表示

2013年2月3日のニュース