ツーシームとは?松坂、ダル、黒田も“使い手”

[ 2013年2月2日 06:00 ]

太陽を浴びてブルペンで投球練習をする楽天・田中

 ローリングス社製のWBC使用球は大リーグ公式球と同じで、日本人大リーガーもツーシームが武器となっている。

 松坂(レッドソックスからFA)は「高めにいけばシュートになるが、低めに投げれば、空気抵抗のためボール1個分くらい沈む」と証言する。ダルビッシュ(レンジャーズ)のツーシームは、対戦したプホルス(エンゼルス)が「凄い動きで鋭く落ちている」と話したことがある。

 黒田(ヤンキース)も広島時代はシュートとして使っていたが、握りを改良し、現在はシンカーとして使用している。「横に滑るだけでは、ホームランになる可能性があるが、沈ませればゴロになる」とその効果を話している。準決勝以降では屈強な大リーガーが相手。楽天・田中にとっても、大きな武器となりそうだ。

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2013年2月2日のニュース