藤川球児が渡米前に意気込み「一つ一つクリアしたい」

春季キャンプ参加のため米国へ出発する米大リーグ、カブスの藤川球児投手

　プロ野球阪神から海外フリーエージェント権を行使し、米大リーグのカブスへ移籍した藤川球児投手が１日未明、１年目のシーズンに向けて羽田空港から渡米した。出発前に取材に応じた藤川は「どういうことが起こるか分からないが、一つ一つクリアしていきたい」と意気込みを語った。

　阪神で通算２２０セーブの右腕は「肩の仕上がりは問題ない。ブルペンで普通に投げられる状態」と調整は順調な様子。「向こうで（現役の）最後までやるつもりで精いっぱいやる」と力強く話した。

　カブスの春季キャンプはアリゾナ州メサで行われ、３０球団で最も早い現地時間１１日（日本時間１２日）にバッテリー組が始動する。