セ監督トークバトル 困難の声にも企画推進の背景に危機感

[ 2013年1月20日 09:19 ]

中日・高木監督(左)と巨人・原監督の熱いトークバトルが見られるかも?

 セ・リーグが開幕直前の3月25日に、6球団の監督を集めたパネルディスカッションを開催することが19日、分かった。開幕を控えた時期としては前例のない企画。リーグの一体感を高め、3月29日のシーズン開幕を盛り上げる。

 企画案は昨年12月のセ・リーグ理事会で提案されたが「開幕の準備中に同じ場所に集まるのは難しいのでは」など否定的な意見もあった。

 それでも6球団が粘り強く検討を重ねた結果、実現に至った。かつてない企画実現を後押ししたのは、セ・リーグ人気に対する危機感からだ。

 セ・リーグ主催の交流戦を含む昨季の総観客数は1179万536人。1試合平均は2万7293人で、3年連続減少している。また今回の企画には「リーグ全体がひとつになる」という目的も含まれている。昨年から広島・松田元オーナーが音頭を取り、6球団の社長が集まる「社長会」を定期的に開催。リーグとして何ができるか、を模索してきたことも実現に至った理由だ。

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2013年1月20日のニュース