大谷 栗山監督ら首脳陣が見守る中、プロでの第一歩

[ 2013年1月11日 18:28 ]

日本ハムの新人合同自主トレーニングで、大勢のファンの中、警備員に付き添われ練習場に向かう大谷(中央手前から2人目)

 日本ハムの新人合同自主トレーニングが11日、千葉県鎌ケ谷市の鎌ケ谷スタジアムで始まり、ドラフト1位の大谷翔平投手(岩手・花巻東高)ら7選手がプロでの第一歩を踏み出した。栗山監督ら首脳陣が見守る中で、大谷は「緊張したが、ここから頑張りたい気持ちになった」と晴れやかな表情で話した。

 冷たい風が吹く中、ダッシュやティー打撃などで約3時間体を動かした。同じ18歳で注目を集める阪神の藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭高)が初日からブルペン入りしたのとは対照的に、体力向上を目的としたメニューを多くこなし「計画を立ててしっかりやりたい」と、じっくり取り組む構えを示した。

 投手と野手の両立を目指し、成長痛も抱える大谷だけに、球団はトレーナーが中心となって練習メニューに工夫を凝らしていく。栗山監督は「大谷の実戦はかなり見ている。今見ることで重圧になるので見ない」とあえて距離を置く考えだ。

 2年前の斎藤投手の新人時代と比べると半数程度だが、約100人もの報道陣が集まった。

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2013年1月11日のニュース