大リーグ HGH摘発へシーズン中の抜き打ち血液検査導入

[ 2013年1月11日 08:59 ]

 大リーグ機構と大リーグ選手会は10日、禁止薬物規定の厳格化に合意し、今季はレギュラーシーズンでもヒト成長ホルモン(HGH)を摘発するための抜き打ちの血液検査を実施すると発表した。

 血液検査はマイナーリーグで先に導入され、メジャーでは、2011年に締結した新労使協定で12年の春季キャンプから実施されたが、レギュラーシーズンは含まれていなかった。今年のポストシーズンでは行わない。

 また、世界反ドーピング機関(WADA)公認の研究所と連携し、全選手のデータ管理も行う。

 大リーグは03年に薬物検査を試験的に導入し、04年から罰則を適用。06年に罰則を強化し、現在は1回目の違反で50試合、2回目で100試合の出場停止、3回目で永久追放処分となる。(共同)

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2013年1月11日のニュース