野茂氏、14年米国殿堂入り候補に 松井氏は18年

[ 2013年1月11日 06:00 ]

14年殿堂入り候補となる野茂氏

 2014年の米国殿堂入り投票では、ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏(44)が日本人選手として初めて候補者となる。

 野茂氏は近鉄から95年にド軍入り。大リーグで通算12年間プレーし123勝109敗。95年にナ・リーグ新人王、95、01年には最多奪三振のタイトルも獲得した。06、07年はメジャーでプレーしなかったが、08年にロイヤルズで復帰しており、通算355勝のグレグ・マダックス氏、305勝のトム・グラビン氏らとともに新たに候補者となる。

 過去に先発投手としての実績だけで殿堂入りした選手で、勝利数が最少だったのは通算150勝で53年に殿堂入りしたディジー・ディーン氏。123勝の野茂氏は、実績だけでは選出は厳しいとの見方が強い。一方で、日本人大リーガーの先駆者として後発の選手への道を開き、米国でも「トルネード」の名で一大旋風を巻き起こしたことから、将来的に票を伸ばしていくとの見方もある。

 ヤンキースなどで活躍し、昨年12月に現役引退を表明した松井秀喜氏(38)は18年に候補者資格を得る。

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2013年1月11日のニュース