大型補強成功も…阪神どん欲 新外国人投手の調査継続

[ 2013年1月9日 13:42 ]

 阪神は大阪市内のホテルで8日、坂井信也オーナーや南信男球団社長ら球団首脳と和田監督らの食事会を開催。有事に備え、新外国人投手の調査を継続する方針を固めた。

 「シーズンへ向けていろいろなことをやっていこうと」。坂井オーナーは来るべき開幕へ向け、有意義な会談だったことを明かした。今オフは福留、西岡、コンラッドの大型補強に加え、ドラフトでは藤浪の獲得に成功。ただ、和田監督が「前向きな話ができた。これからのこともある」と語ったように、気を抜くのはまだ早い。

 現在、外国人投手はメッセンジャー、スタンリッジ、ザラテと3人いるが、先発、リリーフ陣ともに、いつ不測の事態に陥るかは分からない。久保が抑えに任命される以前は、助っ人の獲得を検討していた経緯もある。支配下登録選手も65人。平野のFA移籍に伴うオリックスからの人的補償も投手優先で、投手陣に関してはまだまだ戦力整備をする余地がある。

 「すぐにというのではないが、引き続き調査はしていきます」

 球団幹部もあらためて明言。フロント、現場とも攻めの姿勢を失うことなく、どん欲に浮上の目を探る。

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2013年1月9日のニュース