ロッテドラ１の松永　先発譲れない　１年目から“ふてぶてしく”

ブルワーズの青木も使用しているマットレスの上でくつろぐロッテ・松永

　ロッテのドラフト１位左腕・松永昂大投手（２４＝大阪ガス）が７日、先発ローテーション争いに名乗りを上げた。この日、さいたま市内の寮に入寮。伊東勤監督からはクローザー候補の一人として名前を挙げられているが「起用法は監督が決めることだけど、僕は先発がいい」と話した。

　関西国際大の１学年後輩の益田が「松永さんほど自分を持っている人に会ったことがない」と言うように、ポリシーを崩さないのが松永流。あくまでも先発としてアピールするつもりだ。

　この日はブルワーズの青木が愛用するマットレス「マニフレックス」を持参して寮に一番乗りした。１０日からは新人合同自主トレがスタートする。「監督に先発の方が向いていると思ってもらえるようにアピールするしかないですね」。自らの長所を「ふてぶてしさ」と言い放つ大物新人は、１年目から先発の座をつかみにいく。