【13年ドラフト】社会人は投手に好素材 スライダー自慢に長身右腕も

[ 2013年1月2日 14:56 ]

JR東日本の吉田一将投手

 現時点で1位指名確実と予想されるほど圧倒的な選手はいないものの、社会人には特徴のある選手が目白押しだ。

 大卒2年目でドラフト解禁イヤーを迎える選手で評価が高いのは、1メートル91の長身右腕・吉田一将(JR東日本)、140キロ後半をマークする直球と投球術が売りの東明大貴(富士重工)、スライダーの切れ味鋭い浦野博司(セガサミー)の3投手。それぞれ大学でも4年生時にドラフト中位以降なら指名があっても不思議ではない実力を持っていたが、社会人で球威、制球ともに磨きをかけたことが共通点だ。

 昨秋指名漏れした中では、秋吉亮投手(パナソニック)が筆頭。クセのある横手投げで、終始球が上ずらない制球力と球威、横滑りするスライダーで抑える実戦タイプ。大山暁史(セガサミー)、大城基志(JX-ENEOS)の両左腕もプロをうかがう。

 野手は投手に比べると若干小粒だが、小林誠司(日本生命)はディフェンス面で優れた捕手。広陵では野村祐輔(広島)とバッテリーを組み07年夏の甲子園で準Vを果たしており、広島が上位指名候補としてリストアップしている。

続きを表示

2013年1月2日のニュース