センバツ25日に36校決定!強打の仙台育英、関西がV候補

[ 2013年1月2日 06:00 ]

仙台育英の上林誠知外野手

 今春のセンバツは85回大会となり、25日に決まる出場チームは4校増の36校。優勝候補筆頭は神宮大会を強打で勝ち抜いた仙台育英だ。

 仙台育英は東北大会を4試合32点、神宮大会を3試合で25点と圧倒的な打力で制覇。三拍子そろい今秋のドラフトで上位候補と目される上林誠知外野手が打線の中心を担う。投手陣は鈴木天斗、馬場皐輔の両右腕が中心で、ともに大崩れしない投球が持ち味。

 決勝では仙台育英に12点奪われたものの、神宮大会準優勝の関西も強打が売り。中国大会では全試合で8点以上を挙げ勝ち抜いた。エースの児山祐斗は仙台育英戦を除き中国大会から1人で投げぬいたタフネス左腕だが、球威、制球力ともに突出しているわけではないため、打線が奮起しないと苦しい。

 選手ではエースで4番として京都翔英を引っ張り、近畿大会初優勝へ導いた榎本和輝に注目。投げてはスタミナ満点の力投型で、打っては長打力が光る強打者だ。また四国大会4強でセンバツ切符が届くかどうか微妙な情勢だが、済美の安楽(あんらく)智大投手の速球は新2年生ながら高校球界屈指。1年秋の四国大会で152キロをマークし、8者連続三振も奪った。

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2013年1月2日のニュース