グランダーソン賞に大阪・益田 社会貢献活動の取組評価

[ 2012年12月26日 06:00 ]

グランダーソン賞を受賞し、本社・藤原常務からグランダーソンのバットを贈呈される大阪・益田

日本女子プロ野球リーグコンベンション

 今季活躍した選手の表彰と来季の新入団選手13人を紹介する「日本女子プロ野球リーグコンベンション」が25日、京都市内で開かれた。

 各タイトル、ベストナインなどに加えて今回から積極的に社会貢献活動に取り組んだ選手を表彰する「グランダーソン賞」を新設。大阪ブレイビーハニーズ外野手・益田詩歩(24)が受賞した。

 同賞新設は今月8日に開かれたMLB親善大使、ヤンキース・グランダーソンとの交流会がきっかけ。今季、ア・リーグ2位の43本塁打を記録した強打者は教育支援などを積極的に行うことでも知られ、その精神を受け継いだ。自身の名前を冠した表彰制度の申し出を快諾したグランダーソンはサイン入りバットを贈っており、今後はそのバットが表彰盾となる。

 交流会の橋渡しを務めたスポーツニッポン新聞社・藤原健常務取締役から表彰された益田は「被災地などでの学校訪問を継続したい」と決意を新たにしていた。

 年間最優秀賞の角谷賞には投手部門3冠、野手部門1冠の計4冠を獲得した大阪・小西美加投手(29)が選ばれた。

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2012年12月26日のニュース