川島氏 日本野球連盟副会長、トヨタ総監督を退任へ

[ 2012年12月23日 06:00 ]

 96年アトランタ五輪で野球の日本代表監督として銀メダルに導いた川島勝司・日本野球連盟副会長(69)が22日、役員改選のある来年2月に退任することを明らかにした。トヨタ自動車野球部の総監督も1月1日付で辞職し、アマチュア球界の第一線から退くことになる。

 川島氏は「日本楽器で33年間、トヨタで13年間の計46年間も野球に携われて、五輪で銀メダルも獲得できた。幸せな気持ちで幕を閉じられる。この辺で卒業したい」と心境を語った。群馬・桐生高から中大を経て日本楽器(現ヤマハ)入り。68年には近鉄からドラフト2位指名を受けたが入団を拒否し、監督として都市対抗大会で3度優勝に導いた。99年から3年間、トヨタ自動車を指揮した。

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2012年12月23日のニュース