いわき海星など9校 来春選抜の21世紀枠候補校決まる

[ 2012年12月14日 16:50 ]

 日本高野連は14日、第85回選抜高校野球大会(来年3月22日から13日間・甲子園)の21世紀枠候補9校を発表し、東日本大震災で津波被害に遭ったいわき海星(東北=福島)などが選ばれた。記念大会となる第85回大会は同枠で例年より1校増の4校が選出される。出場校は一般選考と同じ来年1月25日の選考委員会で決まる。

 9校はいわき海星のほか、地区別に遠軽(北海道)日立一(関東・東京=茨城)五泉(北信越=新潟)豊川(東海=愛知)堀川(近畿=京都)益田翔陽(中国=島根)土佐(四国=高知)門司学園(九州=福岡)。

 21世紀枠は2001年の第73回大会から導入された。過疎や部員不足といった困難な条件の克服など、戦力以外の特色を加味して選出。今大会からは秋季都道府県大会原則ベスト8以上としていた従来の選考基準を原則ベスト16以上に緩和した。地区ごとに1校が推薦され、第79回大会までは2校、第80回大会からは3校が選ばれている。

 出場校は候補9校から東(東海、北信越以東)と西(近畿以西)でそれぞれ1校を選び、残り7校から地域を限定せずに2校を選出する。

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2012年12月14日のニュース