阪神・和田監督 中南米へ1週間視察に行っていた

[ 2012年12月12日 06:00 ]

 阪神・和田豊監督(50)が海外野球視察を目的に中南米へ渡っていたことが分かった。4日出発とみられ、現地に約1週間滞在し、12日に帰国予定。球団関係者は「監督が向こうの野球の雰囲気やレベルを見てみたいと希望し、球団も来季以降にプラスになるものを感じてもらえればということで実現しました」と説明した。

 ウインター・リーグ開催中のプエルトリコで2試合を観戦。シーツ駐米スカウトと意見交換もした。ドミニカ共和国では同リーグ3試合の観戦に加え、業務提携を結ぶアトランタ・ブレーブスのアカデミーを訪問。フランク・レンGM(54)やフレディ・ゴンザレス監督(48)らと対面した。

 特に43歳からブ軍を率いるゴンザレス監督とは共感する考えや悩みを打ち明け合うなど親睦を深め、有意義な時間を過ごしたという。現役から通じて猛虎一筋28年、一度もユニホームを脱いだ経験のない和田監督にとっては見聞を広げる旅になったもようだ。

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2012年12月12日のニュース