阪神ドラ2・北條はショート一本!鳥谷の後継者育成へ

[ 2012年12月10日 15:24 ]

 阪神の平田勝男2軍監督(53)が、ドラフト2位の北條史也内野手(18=光星学院)を「大型遊撃手」として育成する方針をあらためて明言。鳥谷の後釜として攻守で猛虎を背負う人材として認めた。

 「ショート一本でやらせるよ。ショートで獲ったんだから、ショートで使う」

 今夏の甲子園大会で4本塁打を放つなど、武器は長打力。その打力を生かすため、他のポジションへの配置転換も選択肢の一つとなるが、あくまで“打てる遊撃手”がチームの方針として決まっている。

 ファームスタートになり自身が預かることになれば、現役時代に1984年から遊撃部門で4年連続ゴールデングラブ賞を獲得した技術を叩き込む。ウエスタン・リーグでも遊撃手で起用しつづける。「まだ18歳。鍛えればもっともっと伸びる」。正遊撃手の鳥谷が海外FA権を行使せずに残留。少なくとも来年1年間の“猶予”はできた。使命感をもって生え抜きのスター選手をつくる。

 また新人の全6選手に向けても、「合同自主トレが始まる来年1月10日には、しっかりと体を作ってきてほしい。プロなんだから、プロの自覚を持ってやってほしい」と注文。新たな素材を預かる立場として、甘やかすつもりはまったくない。

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2012年12月10日のニュース