大阪ガス部員18人賭博容疑 高校野球で勝利チーム予想

[ 2012年12月10日 14:23 ]

 大阪府警東署は10日、高校野球の勝利チームを予想する賭けをしたとして、賭博の疑いで、大阪ガス(大阪市)硬式野球部の19~26歳の部員18人を書類送検や家裁に書類送致した。

 同社の調査で、部OBの社員を含む41人が高校野球や競馬で賭け行為をしていたことが判明し、府警に相談していた。府警は、今夏の甲子園大会で賭けをした18人を特定し立件した。

 東署によると、18人は8月にあった夏の甲子園大会で、1人5千円を賭け、勝利チームを予想する賭博をした疑い。いずれも賭け行為をしたことを認めている。

 大阪ガスは「多数の方々にご迷惑をお掛けしており、深く反省をしております。今後の再発防止にしっかりと努めたいと考えております」とコメントした。

 野球部は11月、日本野球連盟から来年2月末までの対外試合禁止処分を受けた。

 大阪ガスは都市対抗で1回、日本選手権で3回それぞれ準優勝経験がある社会人野球の強豪。OBに阪神の能見篤史投手らがいる。

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2012年12月10日のニュース