「ソフト君」からシャープな男へ ハム大嶋、2年目の原点回帰

[ 2012年12月8日 13:31 ]

勝負の2年目へ体重も10キロ減らし、バットを振り込む大嶋

 日本ハムの大嶋が原点回帰で勝負の2年目に臨む。千葉・鎌ケ谷で1人黙々とティー打撃を繰り返し「とりあえず元のフォームに戻してみようかと思ってます」。

 早大ソフトボール部出身の異色ルーキーとして昨春キャンプで話題を呼んだが、シーズンで1軍昇格は果たせなかった。元来、バットのヘッドを遅れ気味に出しながらスイングスピードでカバーして長打につなげていたが、結果を求めるあまりにシーズンでは当てに行って押し込むだけの打撃となっていた。持ち味の長打力を取り戻すため、今オフはひたすらバットを振り込む。

 昨年と比べて体重は99キロから10キロ減。体脂肪率も22%から16%となるなど体も絞り込んだ。昨春キャンプでは初実戦でいきなり本塁打を放って話題を呼んだが「今年もいきなり一発打ちたいですね」とにやり。“ソフト”から“シャープ”へ。大嶋の目の色が変わった。

続きを表示

この記事のフォト

2012年12月8日のニュース