球児 背番11の理由は…「もっと成長したいから若い番号で」

[ 2012年12月8日 08:17 ]

米大リーグのカブスと契約を結び、記者会見する藤川球児

 念願の大リーグでのプレーが決まった藤川はやや緊張した面持ちで言葉を選びながらカブス入団会見に臨んだ。

 ―ユニホームを着たときの気持ちは。

 「実際に着たときはやっぱり(阪神と同じ)縦じまなんだと思った。通常のユニホーム以上の喜びがある」

 ―メジャー挑戦の理由となったのは。

 「今以上のモチベーションで並みいる強打者と対戦したい。学生のときに野茂さんが挑戦する姿を見てメジャーを知り、同級生の松坂の挑戦も印象に残っている。あとはイチローさんも」

 ―抑えにこだわりは。

 「チームにフィットする場所で投げたい。クローザーは自分が成長できるポジション。(役割は)チームが決めること。それに従って頑張る」

 ―背番号11について。

 「自分で選んだ。(阪神時代の)22を他の選手がつけていたのもある。もっと成長したいということで、若い番号で、なおかつ並びの数字が空いていたので」

 ―入団の決め手は。

 「球団の熱意を感じたし、街もきれい。ここしかないと思った」

 ―大きな挑戦になる。

 「すべてが挑戦。しっかりと結果を出すために努力を重ねたい」(共同)

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2012年12月8日のニュース