“失策王”堂林 名手・宮本から金言「新鮮な感じ」

[ 2012年12月8日 06:00 ]

宮本(手前)からアドバイスを受ける広島・堂林

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 広島・堂林が、ヤクルトの宮本からグラブの新調を勧められた。「もう少し(指の部分を)小さくした方がいいよ。(巨人)村田もデカかったけど、小さくしてうまくなった」。名手から金言を授かった堂林は「グラブの大小を言われたことはあるけど、中のことは初めて。新鮮な感じ」と、さっそく2種類のグラブを発注した。

 井端モデルを使用していたが、今回の改良は、グラブのサイズを全体に5ミリ縮小した上で、宮本の助言に応じて手のひらの受球面を1センチ大きくし、逆に人さし指から小指までを1センチ短くするもの。さらに宮本オリジナルモデルも発注した。

 「サイズは一緒でも比べたら全然違う。ボクの方が指が長く見えたし、受球面が狭い。“芯で捕った方が(球が)遊ばない”と言われたので、まねさせてもらおうかな…と。実際、はめてみたら手に近い感覚でした」

 今季の失策数はリーグダントツの29個。捕球よりも送球難に起因するものが多かった。新グラブは「スローイグにも好影響があると思う」というだけに、その効果への期待は大だ。「1、2個減らしてもダメ。目標は大きく10個以内です!」。新兵器で堅守をめざす。

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2012年12月8日のニュース