松井500号ボール拾った少年 福祉センターに寄付金

[ 2012年12月8日 06:00 ]

昨年7月、松井の500号ボールをゲットしたシュルツ君(左から2人目)と家族

 今季レイズでプレーした松井が、アスレチックス時代の昨年7月20日タイガース戦で放った日米通算500本塁打のボールが、福祉貢献に使われた。捕ったマイケル・シュルツ君(16)が記念球のオークションで得た額から2500ドル(約20万5000円)を地元フロリダ州の福祉センターに寄付。6日、FOXテレビ(電子版)が伝えた。

 シュルツ君は「地域のために何かすることで模範になると思った」とコメントした。祖父母が住むデトロイトでの試合を初観戦し、打球をキャッチする幸運に恵まれた。松井のサインボールとの交換を固辞し、「売らないで取っておく」と話していたが、入札に出品すると落札額は3万1070ドル(約254万7740円)の高値が付いた。寄付金を除いた残りは自らの大学の学費に充てるという。

続きを表示

2012年12月8日のニュース