阪神が福留と直接交渉 ライバルDeNA上回る条件提示か

[ 2012年11月29日 06:00 ]

阪神が極秘交渉を行った福留

 阪神は28日、獲得を目指す前ヤンキース傘下3Aスクラントンの福留孝介外野手(35)と都内で極秘交渉を行った。これまでは代理人と下交渉を行ってきたが、本人が同席するのは初めて。中村勝広GM(63)は早朝に兵庫県宝塚市内の自宅を出発し、午前11時前に東京入り。「場所は明かせない」と話していた通り、福留側の意向をくんで非公開となった。

 福留にはDeNAも獲得に動いており、2年契約で最大4億円を用意していると伝えられている。中村GMは「マネーゲームはできない」としていたが、DeNA側の条件を見極めた上で柔軟に上方修正する方針を球団内で確認し、交渉に臨んだ。単身で関西圏へ迎え入れる場合の住環境の面でも最大限のサポート態勢を整えている。

 29日にはDeNAが福留側と交渉を行うとみられる。ライバル球団の動向にも注目が集まる。

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2012年11月29日のニュース