ロッテもネルソン獲り参戦 グライは残留微妙

[ 2012年11月27日 06:00 ]

 ロッテが来季の新外国人候補として、元中日のマキシモ・ネルソン投手(30)の獲得を検討していることが26日、分かった。

 すでにDeNA、ソフトバンクも水面下で調査を進めており、3球団以上による争奪戦に発展する可能性もある。

 ネルソンは昨季、開幕投手を務めるなど、10勝を挙げチームのリーグ優勝に貢献。しかし今季は右肩痛のため6試合の登板にとどまり、シーズン後に戦力外通告を受けた。それでも現在は肩の状態は良く、早ければ今月中にもドミニカ共和国のウインターリーグの試合に登板する予定だという。

 ロッテは今季チームトップタイの12勝を挙げたグライシンガーと残留交渉をスタートさせたが、本人は「このチームは大好きだが、来年はどうなるか分からない」と話すなど去就は微妙な状況。仮に流出となれば先発陣の駒不足はより深刻になる。ネルソンは肩の状態が万全でさえあれば、中4日での先発も十分にこなせるなどスタミナは抜群。林信平球団本部長は「(補強については)私からは何も言えない」としたが、ネルソンが先発陣に加われば、貴重な存在になるのは間違いない。

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2012年11月27日のニュース