オリックスからFA 日高が阪神入り表明「最後に悪あがきを」

[ 2012年11月23日 11:05 ]

 阪神は23日、オリックスからフリーエージェント宣言した日高剛捕手(35)を獲得した。

 日高がこの日、神戸市内で行われたオリックスとの交渉で残留要請を断り、阪神に入団の意思を伝えた。「(オリックスには)新しいところで挑戦したいと伝えた。この1、2年は大した成績を残していない。最後に悪あがきではないが、もう一回やりたかった」と話した。

 阪神は城島健司の現役引退などで懸案だった捕手を強化した。和田豊監督は「いろんな経験を持っているので、若い投手を引っ張っていってほしい」と期待した。

 日高は1996年に福岡・九州国際大付高からドラフト3位でオリックス入り。通算成績は1471試合で打率2割3分6厘、77本塁打、427打点。

 阪神・中村勝広ゼネラルマネジャーの話 日高から「お世話になります」と一報をもらった。今はほっとしている。捕手の競争が激しくなり、相乗効果も期待できる。

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