坂本も後輩・北條にエール「ボクより上の人を目指した方がいい」

[ 2012年11月23日 09:23 ]

ジョージア魂賞年間大賞表彰式で年間大賞を受賞し、喜びを語る坂本

ジョージア魂賞表彰式

 2012年度ジョージア魂年間大賞を受賞した巨人・坂本勇人内野手(23)が、光星学院の後輩で阪神2位の北條史也内野手(18)にエールを送った。

 「同じセ・リーグですし、早く1軍に上がって対戦できたらうれしいですけど、ボクにあこがれる前にもっと上の人を目指した方がいいと思いますよ」

 同じ遊撃手である北條があこがれの選手に坂本の名前を挙げていることを伝え聞くと、壇上で謙そんしつつも笑顔で激励した。

 プロ6年目。今や球界を代表する遊撃手に成長した坂本も、1年目は1軍で4試合の出場で、2年目から144試合に出場してレギュラーを奪った。兵庫県の伊丹市出身で、青森県八戸市にある光星学院に進学。大阪府堺市出身の北條とは、関西から青森へとたどってきた道のりも類似する。

 今夏の甲子園で4本塁打と活躍した北條は光星学院時代に坂本が夜中まで素振りをしていたことをまねるなど背中を追いかけてきた。「1軍で対戦できたらうれしい」。伝統のTG戦で相まみえることを、先輩は待ち望んでいた。

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2012年11月23日のニュース