チケット高い?日本人大リーガー不在で観客動員に影響 アイデアが必要

[ 2012年11月20日 07:14 ]

 今回のキューバ戦では観客動員数が伸び悩んだ。ヤフードームで行われた16日の第1戦は1万7468人。札幌ドームの第2戦も2万1236人にとどまった。

 動員数の低迷は、この日の実行委員会でも議題に上がり「料金設定が適正であったか」(楽天・井上智治オーナー代行)という声も出た。

 最も高額な席の値段は、ヤフードームが1万2000円で、札幌ドームが1万円だった。日本人大リーガーの不在に加え、高額な料金設定も不入りの一因に挙げられた。

 ただ、テレビ視聴率は初戦が15.2%で、第2戦が14.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と好調だった。純国産メンバーでもファンの関心は高かったことを示している。

 今後の課題はファンの興味をいかに動員数に反映させることができるか。侍ジャパンは12球団の共同事業。各球団が持つ独自のチケット販売ルートを活用する手もある。日本人大リーガーに頼るのではなく、さまざまなアイデアが求められる。

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2012年11月20日のニュース