3時間30分ルール撤廃も「許されるなら戻したい」

[ 2012年11月20日 06:00 ]

 セ・リーグの理事会が19日、都内で開かれ、特例措置として今季も導入した「3時間30分ルール」について、電力事情を精査した上で実施可能なら撤廃する方向で話し合った。DeNAの笹川博史球団取締役連盟担当は「12球団の足並みをそろえる必要はあるが、許されるなら戻したい」と話した。

 昨年の東日本大震災による東京電力福島第1原発事故などに伴う節電対策として、「3時間30分を過ぎて新たな延長回に入らない」とする規定を2年連続で導入。実行委員会、パ・リーグの理事会では議題に挙がらなかったが、あるパ理事は「電力事情が許されるならルールを見直したいというのが各球団の意見」と話しており、来年の開幕前までに実行委員会で同ルールの撤廃を検討する可能性が出てきた。

 ▼実行委その他の審議事項 (1)30日の社員総会へ向けたNPBの事業報告、決算報告の確認。昨年度の収支は5期ぶりに黒字決算の見通し(2)侍ジャパンが宮崎合宿中の2月17日に広島、同18日に西武と練習試合を行うことを了承(3)統一球に関し、製造したミズノ社が資料を提出

 

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2012年11月20日のニュース