浩二監督うれしい悲鳴!?WBC本大会メンバー選考難しく…

[ 2012年11月19日 06:00 ]

<キューバ・日本>8回1死三塁、坂本の右犠飛で生還した堂林(右)を出迎える山本監督

侍ジャパンマッチ2012 日本代表3―1キューバ代表

(11月18日 札幌D)
 キューバ戦2試合を終え、若手選手が結果を残したことで、本大会へ向けたメンバー選考は難しくなる。28人の内訳は投手13人、捕手3人、内野手7人、外野手5人が有力だ。

 投手は、今回は田中(楽天)、前田健(広島)、内海(巨人)らエース級は招集しなかった。先発の柱として期待している杉内(巨人)と吉見(中日)はケガからどこまで復調するか。今季急成長した吉川(日本ハム)も故障が気がかりだ。球数制限があるために2番手で投げる「第2先発」としては、キューバ戦で好投した大隣、沢村らが候補となりそうだ。先発陣が整えば、田中や沢村賞右腕の摂津(ソフトバンク)を救援に回すことが可能になる。

 野手は、二塁手の人選が難しい。俊足の本多、バックアップ要員の井端のほか、遊撃が本職の鳥谷(阪神)の二塁起用プランもある。外野手は来季の所属先が決まっていないイチローの参加が微妙。糸井、長野に加え、今回は招集されなかった内川(ソフトバンク)が中心となる。

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2012年11月19日のニュース