川相新ヘッド 坂本にゴールデングラブ賞獲得を厳命

[ 2012年11月17日 06:00 ]

 来季から巨人の1軍ヘッドコーチに就任する川相2軍監督が、坂本にゴールデングラブ賞の獲得を「厳命」した。

 「十分に獲れる選手」と評した上で「急には変わらない。コツコツと日ごろの練習を繰り返しやるしかない。派手なプレーはいらない。足を使ってボールを捕りにいくことが大事」と説いた。

 同賞の遊撃手部門では、巨人に限れば96年の川相2軍監督の受賞が最後。自らも広島・野村謙二郎やヤクルト・池山隆寛らと激しい争いを繰り広げてきた経験から「井端(中日)らが元気なうちに追い抜けるように」とライバルの存在を歓迎した。

 坂本は昨オフ、ヤクルト・宮本の自主トレに参加。守備の名手の手ほどきを受け、失策数は昨季のリーグワーストの18から15に減少。川相監督は「球際に強い選手はチームにも貢献できる」と期待した。

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2012年11月17日のニュース