黒田 ヤンキースとの契約延長受け入れず 各球団と交渉へ

[ 2012年11月10日 07:35 ]

ヤンキースの提示を受け入れなかった黒田

 ヤンキースの黒田博樹投手(37)は9日、ヤンキースから提示された「クオリファイング・オファー」制度の規定額の1330万ドル(約10億5100万円)での契約延長を受け入れなかった。

 大リーグ選手会が同日、発表した。今後はヤンキースを含め各球団と交渉ができることになる。

 黒田は受諾しない可能性が高いとされていたが、これで争奪戦が本格化。レッドソックスなどが獲得に積極的で、年俸は1500万ドル(約12億円)前後の攻防と予想される。

 ▽クオリファイング・オファー(Qualifying offer) 今季スタートしたFA移籍に関する球団への補償制度。毎年の年俸上位125選手の平均額を設定(今季は1330万ドル)し、球団は同オファーを提示することで、その選手が他球団へ移籍した場合、見返りとしてドラフト指名権を得る。同オファーを受諾した場合は年俸1330万ドルの1年契約が決定する。拒否した場合も、その球団との契約交渉は可能だ。

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2012年11月10日のニュース