中島 アスレチックス獲得調査の背景 正遊撃手との交渉は決裂濃厚

[ 2012年11月10日 07:17 ]

アスレチックスが正遊撃手として獲得へ向けて調査する中島

 アスレチックスが、今オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー移籍を目指す西武・中島裕之内野手(30)に対し、正遊撃手として獲得に向けた調査を進めていることが8日(日本時間9日)、分かった。

 今オフ、大リーグ球団が中島の本職である遊撃でレギュラー級の評価をしたのは初めて。ア軍は正遊撃手でFAとなったスティーブン・ドルー内野手(29)との交渉が決裂濃厚で、中島が後任の有力候補として浮上した。

今季、6年ぶりの地区優勝を遂げたア軍。8月下旬にダ軍から加入して貢献した正遊撃手ドルーは、来季年俸1000万ドル(約8億円)の選択権を球団が放棄してFAとなった。代理人は、らつ腕のスコット・ボラス氏で交渉の決裂は必至。同補佐は「まだドルーとの再契約の可能性を探っているが、不調に終われば遊撃手を探す。中島は候補者の一人。必ず(代理人と)話し合うことになる」と言い切った。

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2012年11月10日のニュース