ソフトバンクも松坂獲り参戦 既に代理人と接触

[ 2012年11月10日 06:00 ]

 ソフトバンクが、レッドソックスとの6年契約が切れ、FAになった松坂大輔投手(32)の獲得調査に乗り出していることが9日、分かった。国内ではDeNAも名乗りを上げているが、球団は既に代理人を務めるスコット・ボラス氏(60)と接触。球団幹部は「松坂でも松井でもイチローでも、日本に戻る可能性があるとすれば獲りに行かないといけない」と語り、日本復帰の可能性を探っている。

 右肘手術明けの今季、わずか1勝に終わった松坂はシーズン終了間際に、日本復帰について「考えたことはない」と話した。今季の年俸1033万ドル(約8億1600万円)からの大幅減が予想されるが、金銭よりも先発で投げられる環境を重視。メジャー球団と交渉を進める方針に変わりはない。

 ソフトバンクとしては、日米通算158勝をマークし人気と実力を兼ね備えた「平成の怪物」を獲得できる可能性がわずかでもあれば、本腰を入れる構え。豊富な資金力をバックに支配下登録枠は65人前後に抑え、最後までその動向を探る。

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2012年11月10日のニュース