代役4番任せろ!村田“ハマスタ弾”「打ちたいですね」

[ 2012年11月8日 06:00 ]

ノックを受ける村田

アジアシリーズ

 予選では阿部の代役として4番が有力な巨人・村田は、勝手知ったる球場での一発を誓った。

 試合会場の社稷(サジク)野球場は、古巣・横浜の本拠地・横浜スタジアムをモデルに造られた。中堅118メートル、両翼95メートルのサイズや形状、客席の傾斜、照明灯の形までそっくりで、場内を見渡した村田は「横浜スタジアムですか、似てますね。打ちたいですね、本塁打」と意気込んだ。

 国際大会は09年WBC以来。その第2回大会では、2次ラウンドの順位決定戦・韓国戦で右太腿裏を肉離れした。「国際試合は久しぶりだけど、肉離れしないよう集中していきたい」。今シリーズの試合球となる韓国スカイラインスポーツ社のAK―100には、多くの選手が打撃、練習後に「打感が硬く凄くいい」と日本の統一球に比べて飛距離アップの手応えを口にした。アウェーの雰囲気とは無縁な村田が、懐かしい風景の中に大きなアーチを描く。

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2012年11月8日のニュース