Dバックス 西武・中島を正三塁手で獲得へ GMが高評価!

[ 2012年11月8日 06:00 ]

ダイヤモンドバックスが正三塁手として獲得を目指す西武・中島

 ダイヤモンドバックスが、今オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー移籍を目指す西武・中島裕之内野手(30)に対し、正三塁手として獲得を目指していることが6日(日本時間7日)、分かった。

 7日(同8日)に開幕するゼネラルマネジャー(GM)会議に備え、会場入りしたダ軍のケビン・タワーズGM(50)は中島の能力を高く評価。ダ軍では来季に向けて三塁手が最大の補強ポイントとなっている。

 GM会議を翌日に控え、タワーズGMは、今年8月7日のロッテ―西武戦(QVCマリン)で自らの目で視察した中島について熱っぽく語った。

 「とてもクレバーな選手で、とても興味を持っている。ハンド・アイ・コーディネーション(手と目の連係動作)が非常によく、しっかり球をバットに当てられる。(1年間で)500打席与えれば、(メジャーでも)力を証明できるだろう」

 柔らかさとパワーを兼ね備える打撃に高い評価を与えた。

 そのダ軍が興味を持っているのは三塁手としての中島だ。これまで松井稼や西岡が苦しんだように、人工芝で打球を待って捕球することに慣れた日本選手の遊撃守備には、メジャーでは懸念の声が上がる。同GMは中島の守備位置について、「天然芝への適応は大変。ポジションは二塁か三塁になるだろう」と言及。その三塁こそ、今オフ最大のチームの補強ポイントなのだ。

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