菅野 練習や寮を見学「必要とされるような人間に」

[ 2012年11月6日 06:00 ]

<巨人新人施設見学>室内ブルペンを見学する菅野(右)ら新人選手

 巨人のドラフト1位・菅野智之投手(23、東海大)が5日、他のドラフト指名選手らとともに川崎市内のジャイアンツ球場や寮を見学した。「選手になる前に一人の人間としても見られる。日本一の(チームの)選手として必要とされるような人間になりたい」と公私ともに日本一投手になることを目標に掲げた。

 ジャイアンツ球場訪問は、巨人が東海大と交流戦を行った8月31日以来。巨人から指名を受けてからは初めてとあり「来年はここで目いっぱいやりたい」と目を輝かせた。その中でも「アマチュアにはない」と整備された室内練習場のブルペンを見るとニッコリ。ドラフト後も一日も休まず練習を続けている右腕の意欲もさらに高まった。

 日本シリーズは東海大の野球部寮で観戦。「1球の重み。流れが全試合に含まれていた」と語った。印象に残った選手は、10月28日の第2戦(東京ドーム)で8回無失点の好投を見せた沢村だ。同じ本格派右腕とあって「ここ一番でああいう投球ができるのは何かあると思います」と追いつき追い越す覚悟だ。「(日本シリーズ登板も)いつかはと思って今年一年やってきた」。2年連続日本一の原動力になることを菅野はあらためて誓った。

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2012年11月6日のニュース