BCリーグが初の試み 米独立リーグと合同トライアウト

[ 2012年11月4日 10:58 ]

合同入団テストで打撃に臨む参加選手たち

 独立リーグ、BCリーグが3日、カリフォルニア州サンディエゴで米独立リーグと合同の入団テストを初めて実施した。米マイナーリーグのプレー経験を持つ選手ら87人が参加した。

 両球界の交流や選手発掘の場を広げるのが狙いで、リーグの国際化を視野に入れるBCリーグの村山哲二代表は「意義があること。新しいことに挑戦していきたい」と意欲的だ。大学の野球場を借り、20代前半の選手の力量を打撃や投球などを通してチェックした。

 画期的な試みに石川球団の端保聡社長は「素晴らしい選手もいた。さらに独立リーグ同士で交流を進めていければ」と話し、信濃球団の飯島泰臣副社長も「こんなに集まって驚いた。日本を目指す選手の登竜門に」と期待を寄せた。

 大リーグ、パドレスなどで活躍した大塚晶則氏も運営で協力し「独立リーグでプレーして技術と人間性を磨けば、上に行けるような選手も数人いた」と日本で飛躍できそうな人材に注目した。

 最終日の4日は実戦形式のテストを行う予定。

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2012年11月4日のニュース