日本ハム 福良ヘッド&清水コーチ退団 ライバル球団移籍へ

[ 2012年11月4日 06:00 ]

 日本一を逃した日本ハムは、2年目を迎える来季の栗山体制に向けて首脳陣の大幅刷新を図る。福良淳一ヘッドコーチ(52)、清水雅治外野守備走塁コーチ(48)が今季限りで退団。福良コーチはオリックスへ、清水コーチはロッテへと同一リーグのライバル球団へそれぞれ移籍することが確実となっている。

 2軍監督などを務めた福良ヘッドコーチは08年に1軍ヘッドコーチに就任。若手育成の手腕は定評があり、マンツーマン指導した中田を4番に育て上げた。一方、清水コーチも糸井、中田らをリーグを代表する外野陣に育て上げるなど世代交代を成功させた。2人のコーチの流出はチームにとって痛手だが、これを受けた球団はヘッドコーチの外部招へい案を固め、人選を急ピッチで進めている。外野守備走塁コーチには2軍の川名慎一外野守備走塁コーチ(42)の昇格が濃厚。さらに1、2軍のコーチ陣を複数ポストで入れ替えてチームの活性化を図る。

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2012年11月4日のニュース